特集:奥州裏磐梯・吾妻・米沢 ①
2007.10.16~10.18 初日「二股~会津若松~沼尻~高湯」
過日、南東北へ行ってまいりました。
二股温泉「大丸あすなろ荘」(日本秘湯を守る会・会長の宿)
ここは、露天風呂がとても開放的ですね。四季折々の自然を楽しめそうな、まさに絵に描いたような川沿い露天風呂です。
しかし大丸あすなろ荘のとっておきは、庭の湯小屋にある内湯というべきなのでしょう。浴槽の底が岩状になっており、ぽっかり開いた2箇所の穴からは絶えず新鮮な高温泉がすーっと湧き出てきます。足元湧出の温泉であるなぁ。宿としての印象は、高級感のある秘湯といった感じで、聞きしに勝るというか、目上の人にも紹介できそうな、そんな上品さをも併せもつ、なんとも御洒落な旅館でした。
二股温泉「柏屋旅館」
同じ二股温泉でも柏屋旅館のほうは、岩手の松川温泉松楓荘にも似た湯治場としての雰囲気があります。まずは、川沿いの露天が瀟洒で実に素晴らしかったですね。
しかしここでも白眉は、川沿いの回廊を伝ってたどり着く、川と岩壁に挟まれるように建つ湯小屋内の混浴内湯でありましょう。湯の底が天然岩になっており、亀裂の部分から熱い湯がぷくぷく涌いてくるのです。足元湧出の温泉であるなぁ。脱衣所の壁から巨木の幹が斜めに突き出ているのも野趣があってよかった。
東山温泉「向瀧」(宮内庁指定宿・国有形文化財)
誉れ高き向瀧を一目見ようと、無理やり会津若松・東山温泉へ。
東山温泉の印象は、まずは歴史ある重厚な雰囲気を放つ温泉地であること。そして周囲を山に囲まれ、川沿いの高低に温泉宿が立ち並ぶという、まさに絵に描いたような、情緒たっぷりの温泉地で、なんとなく山陰湯村にも似たイメージです。
んむ、向瀧、すげぇ存在感なり。
沼尻元湯(野湯)
「自遊人」やいろいろな温泉サイトでこの温泉の詳細が紹介されています。地獄地帯から 源泉が川に混ざって流れる川の野湯です。
沼尻スキー場からダートの道を数キロ登って、安達太良山の登山口の駐車場へ。
今回は沼尻温泉への引湯のための源泉パイプライン沿いに遡上する「左ルート」を選択してみました。ルートの左の視界は、まさに絶景というか秘境というか‥、左足元のすぐ左側はただの崖です。しばらく進むと「白糸の滝」が見えてきました。この先は霧がすごかったのですが、陽も傾いてきたので、足元に細心の注意を払いながらひたすら走りました。廃墟のような小屋を越えて、硫黄臭のたちこめる湯川を橋がクロスオーバーするあたりから登山道から川岸に下りて湯川に触ってみると‥「あちちっ!」。たまに川に触って温度を確かめながら下流に下ってゆくと‥、ありました!温度・深さ・流れ、すべて完璧なポイントです。その後、さらに2mくらいの岩をまいて下りたら、打たせ湯のような小滝つぼになっていて、そこは本当にやられてしまいました。「東北であるなあ」。昨年の川原毛大湯滝以来の強酸性野湯に思わず感極まりました。ついでに酸性泉の飛沫に目もやられてしまいました。帰りは小雨も降ってきて、登山道崩落ポイントでは、右足イン側エッジを決して滑らせぬぞ、とまぁ近年で一番集中したんじゃないでしょうかね。
高湯温泉「安達屋」
高湯は硫黄含有濃度で日本第3位といわれています。※1位‥万座、2位‥鶴の湯 だそうな (野湯は対象から除く)。 「玉子湯」や「ひげの家」そして「吾妻屋」など名立たる銘宿ひしめく高湯のなかでも、予てより特に気になっていた「安達屋」を選択しました。
露天は大きく分けて2つあります。混浴の方の露天は、細長い造りで浅く、とにかくでかく長かったです(玉子湯のもそんな感じ)。その中間地点付近に洞窟風呂があって、熱い湯が岩を伝って流れてきます。湯の花は洞窟内が一番濃かったですね。
もうひとつの男女別露天も至極満足いたしました、が、やっぱりこの宿も内湯がなんといっても最強です。このパターンは素晴らしい温泉に本当に多く見られますよね、関西支部長さん!
なんせここの内湯は、メタ珪酸らしい青みがかった色といい、これまたメタ珪酸らしいピタッーとくる浴感といい、木と岩でしつらえた浴舎の雰囲気といい、まさに素敵でした。
続きは後日に‥
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コメント
洞窟風呂に入ってみとうございます。
川沿いの露天も気持ち良さそうです。
これで初日の日程?機動力もスバラシイデス。
撮影に使用した三脚の変化もまたレポートしてください。
投稿 会長エイジ | 2007年10月29日 (月) 09:05
はい初日です。さ、2日目はもっと忙しかったですよ!
さて、懸案の三脚に関してですが、当然ながらベルボンが想定するよりは、短命に終わるでしょうねぇ。
投稿 なかのパパ | 2007年10月29日 (月) 10:09